Auther:enkan_user1
おはようございます
楽笑塾 佐藤祐司です
from:事務所から
1つの技術単価24000円
ここ10年以上求人広告を使う必要がなかったほど
安定しているスタッフ
現役も引退して
今もなお成長し続ける
美容室のヒストリーとノウハウ
?
僕が天国から地獄に落ちたあの日・・・
19歳で横浜へ、そして25歳で土地勘の全くない静岡で50坪というお店をオープンさせました。
友達0・知ってる美容師0・お客様0からのスタート!そもそも25歳の経営経験もない小僧が、よく
この店を維持したと今では思います。とても怖いことです。
きっと僕は、あなたと同じで技術が全て。
技術さ上手ければ、そして笑顔で接客していれば売上なんて
いくらでも増えると思っていました。
勉強には時間もお金も体も使いました。
オープンさせて最初の1年は、HGのメイクスクールに、
静岡から渋谷まで通っていました。
実質、休みは無し、365日仕事でした。
しかしご想像通り売上は耐えずう波をうっていました。
その最大の原因はスタッフの離職です。
今思えば理由などわかりませんがそれでも売上も増え、
2店舗目も軌道にのり年収も4桁を突破。
美容業界では最大級のカットコンテストでも優勝して
新美容や百日草、そして一般誌からもモデル撮影の依頼がありました。
一時は地元FMラジオ局のパーソナリティーもしていました。
まさに今までの人生で一番輝いていました。
周りの美容室経営者からも、「佐藤さん、すごいね!」と言われていました。
「そんなことないですよ!」と言いつつも、僕もまんざらではありませんでした。
事実、マーケティングもろくにしていないのに、お店の経営は順調でした。
僕は、僕の店は他店とは違うんだ!
もっと有名になって目立ちたい!
もっと技術の良さをわかってもらいたい!
そしてもっと売上アップを!と・・・・
調子にのっていた僕が次にしたことは、最大のイベント。
1000人を超える観客の前でヘアーショーを催す。
しかも、1000人単位のイベントなんて、県内では聞いたことのない暴挙にうってでました。
しかもカラボする相手は全国的に名の通ったMとです。
技術の凄さをアピールすることで、お店のイメージもさらに上がる。
そして、規模を拡大するために新人の採用にも優位になる。
勝手に思ってました。
半年前から、そのショーのための準備にかかりました。
お客様から美容学校、商店などへ告知のポスターを貼らしてももらいました。
ありとあらゆる手段で人集めに翻弄した結果、会場は満席。
満席の会場から溢れんばかりの拍手を浴びた私は、気分も絶頂。
よし!これで今後10年は安泰だと心の中でガッツポーズをしていたのです。
しかし、不幸は突然やってきました。ショーが成功したあと、、忘れもしない15年前の年末。
それはスタッフの一言から始まった「話したいことがあります」
「辞めさせてもらいます!」
思えば確かに半年間はハードでした。
営業終了後や休みを使って来場者を集めをさせていました。
衣装・モデル選考・音響・演出などでもスタッフを酷使していました。
でもその当時は「そんなことは当たり前だろ」と思っていました。
退職希望者は6名。その中には責任者と指名数NO1のスタッフも入っていました。
僕自身、ガツガツ仕事をしていたので「やる気がないならやめちゃえ!」
「ついてこれないならいつやめていい!」が口癖の僕でした。
しかしこの時は違いました。
声にはしませんでしたが、心の中で「なぜ?」
「僕のお店・僕の家族・僕の人生・僕のプライド・僕のスタッフ」
「ヤバイ、もうどうする事も出来ないかもしれない」
「なぜ辞めるんだよぅー」「僕がいけないなら何故言ってくれなかった?」・・・・
今思えば嫌な経営者だったでしょう。
その当時は、自分の行動、発言に、なんの迷いもありませんでした。
青春ドラマのように、この誰にもできない頑張りで、スタッフは刺激を受け成長しついて来
てくれるものだと信じていました。
しかし、現実とドラマは全く違いました。結局6人は退職しました。
その後、僕のお店がどうなったのか?想像するのは簡単でしょう。
スタッフの指名客は離れていく。
それでも来店してくれたお客様も、少ないスタッフではやりきれない。
僕のお店の技術売上は、900万から一気に400万以上ダウン・・・
銀行残高が毎月100万単位で減っていく
当時、私は誰にも言えぬ悩みを抱え、毎日が苦痛以上の地獄の日々でした。
夜は寝れない。いつ寝たのかもわからない。
1?2時間おきに「ウワッ?」と不安で目が覚める。
1人でいるのが怖い。どうしていいのか全く分からない。でも仕事に行かないわけにもいかない。
蒸発・死ぬ勇気もない。きっと元気のない顔をしていたのでしょうね。
「パパ大丈夫、いじめられたの?私が守ってあげる」って・・・・
何も知らない子供が無邪気に笑う子供。
涙を堪えるのに必死な僕。
周りからは、コンテストでの優勝やイベントの成功を知り大絶賛される。
しかしお店の状態は周りの想像とは全く違う。
「褒めてはいても、本当は内心、僕の行く末を興味津々で見ているのではないだろうか?」
「今のお店の現状、この人達は知っているのに知らないふりして、裏で笑っているのではなか?」
そんな精神状態!うつに入っていたんでしょうね、典型的な被害妄想でした。
人ともまともに話せる気分でありませんでした。
家族や残ってくれたスタッフを路頭に迷わせることもできない。
僕のお店・僕のスタッフ・僕の家族はどうなってしまうのだろう・・・・
疲れているはずの体、心、しかし先が全く見えない、得体のしれない不安と恐怖・・・・
唯一僕がしたことは、銀行3社を回り、返す当てのないお金を借りたこと。
延命をするだけだという事は自分自身でも十分わかっていました。
毎月残高が100万単位で減っていく、
小学生でもわかる算数・・・そうあと半年もつのかなぁー・・・
その後僕はどうなるんだろう・・・・・・
個人経営であれば、売上500万円あれば充分じゃないか?と思うかもしれません。
しかし、今後、店舗展開をと考えていましたので、将来の投資のために
イベントを開催したり、店舗展開のため、借り入れもしていました。
個人でもマンションとは別に土地も購入
そして僕の唯一の趣味である車も買ったばかり、もちろんローンです。
つまり、返済などのことも考えると
会社と個人で億を超える借入をしていた私にとっては
月500万円の売上ではとても追いつかなかったのです。
闇の中で怯えていた僕にかすかな光
恥ずかしい話、その時の僕の気持ちを素直に表すと
左目には死神、右目にはお金しか見えていなかったです。
先の見えない不安に襲われて怯えている僕。
一方で、ひと目も気にせず「金」「金」と、とにかくすぐに金になる
一夜にして儲かる話・方法はないのか?
そしてまた・・・・僅かに残っている冷静な僕がいる。
ふと「病んでいてはダメだ」「金、金、なんて考えているなんてついこの間まで
僕が一番なりたくない、なってはいけない一番やなやつになっているじゃないか」
「金のことしか考えていないやつのところにまともな話など来るわけないじゃないか!」
でも現実には何も変わりませんでした。
技術・プライド以外に何も知らない、何も持っていない僕には天使はささやきませんでした。
そんなある日、電話が鳴った・・・・
スタッフ「ボス!ボス?!」・・・・・僕はお店でボスと呼ばれています
「ボス!お電話ですよ!」
「ボス、東京のKさんからお電話です」
僕:「あ?ありがとう」(東京のK?誰だ?どうせ営業だろう・・・・)
努めてお店にいる時はシャキっとしているつもりでしたが
スタッフからの問いかけにもすぐに反応できない僕がいました。
「佐藤さん久しぶり、ヘアショーすごかったね?圧巻だったよ!
実は見ていたんだ。いつも元気そうで羨ましいよ。僕も頑張らなくちゃ」
僕:「あっあ?ありがとう」
「技術思考の佐藤さんにはどうかと思ったんだけど
実は、面白い縮毛矯正があるんだけど、興味ない?」
この時僕は・・・・
「それ、儲かる?」
今までの僕は「儲かる?」なんて人に聞いたことはありませんでした。
儲かるとか儲けるうという言葉も好きではありませんでした。
金儲け的な言い方は醜い・ずるい事だと思っていたからです。
僕にとって唯一興味があったのは、技術です。
人より優れた技術は、お客様に伝わる。
お客様は来る。お店は成長して大きくなっていくと信じていました。
ですから技術が全てだと思っていました。
必然的に僕が親しく付き合えたのは、技術志向の人ばかり。
経営的にはお世辞にも儲かっていると呼べる人はいませんでした。
そんな僕が「それ儲かる?」と返したので、Kさんは「えっ!」と」言葉に詰まっていました。
「その矯正、他ではやっていない技術でね、実際、高額料金・高単価なんだよ・・・」
その後Kさんはその矯正の特異性と
まだ青山でしかも1軒しかやっていないことを伝えてきました。
その技術、そのメニューでダントツの売上をだしているお店の話もしてくれました。
誰もやっていない技術!高単価にも関わらずお客様がそれを求めて来店してる事実。
まさに技術と売上=儲かる!僕が欲していた両方を手にすることができる。
後にわかったことですがこれが儲かる仕組みだったのです。
誰もやっていない=競合がいない=価格競争が起きない
=高単価高料金=特殊な考えと技術=誰も真似できない・・・・・
闇の中に太陽が現れた瞬間でした!
僕は直感的に「これならイケル」と思いました。何の根拠もなく・・・
しかし、事はすんなり行きませんでした。
直面した2つの問題
直感的に「これならイケル」「儲かる」と思った僕でしたが2つの問題が出てきました。
売上が激減したこんなお店、こんな僕にでも残ってくれたスタッフがいたわけです。
もうこれ以上離したくないスタッフです。
そのスタッフたちが珍しく、しかも今まで聞いたことのない強い口調で矯正に反対したのです。
僕の責任
「ボス、本当は先輩達が辞めて僕たちも不安なんです」
「でもついて行こうと残ったメンバーで話し合いました」
「それは僕たちも技術が好きです、そしてそれを追求しているボスが好きです
だから頑張ろうと皆で決めたんです」「それなのに急に矯正ですか?」
「やっぱりお金ですか?・・・・」
僕が教えてきた、熱く語ってきた技術ありき!
技術が全て!TOPを目指す!を信じてくれているスタッフ。
これほど嬉しく思ったことはありませんでした。
しかし生まれ変わろうとしている僕にとって、それは大問題でした。
スタッフは人間ですからこの表現は間違っているかもしれませんが
僕が技術!とプログラムしたロボットのようなものです。
そのプログラム通りに忠実に働いているロボット・・・・当たり前の発言です。
僕は常々言っていたことがあります。
白髪染めは技術ではない・・・・・塗ってあれば染まるから
矯正は技術ではない・・・・・・・アイロン使えば仕上がりは誰でも同じ
矯正はデザイン性がないから面白くない、しかもカッコよくない。
その矯正を全面的にアピールしていく事はプログラム、僕のフィロソフィーとは全く違うこと。
ロボットであればプログラムを書き換えるだけで済みますが、感情を持つ人間は別です。
2つ目の問題
1つ目の問題の打開策もない僕に、もう1つ、2つ目の問題にも気が付いていました。
仮にその矯正のテクニックを身につけたとしてもそれを伝えるノウハウを知らない!
という現実です。
過去において、宣伝広告もしていました。
でもそれは本来の目的ではない宣伝広告でした。
そこそこの売上があったので、そのお金を使い
TVCM、チラシ、DMは気の向くままましていました。
しかもその内容は、とにかくカコイイものであることを常に意識していました。
ですから常連さんにはいつも褒められました「カッコイイTVCMだね」
「イメージアップになってるね私も気持ちがいいよ」と。
ある意味成功ですが、新規集客や売上アップには効果としてゼロに等しかったのです。
要は今回の目的である広告。
集客を目的とした僕の中ではダサイ広告を作るノウハウが全くなかったのです。
しかもまだ心のどこかで「そんなダサイ広告本当に出すの?それでいいの?
プライドは?」と思う自分が正直いました。
・莫大な広告費がかかるだろう、でもそんなお金はない!
・ノウハウもなしに全て捨て金になるではないか?
・矯正をして欲しい人の数はそんなにいないだろう?
あなたは誰!?
人生は不思議なものです。
自分が変わると環境や取り巻きまで変わる。
とよく言いますが、まさに僕もそれ出した。
僕が変わっていく事である人と出会いました。
そ
の方は、僕の今の現状を2時間以上黙って聞いてくれて、最後に5分位話してくれました。
「佐藤さん、どんなに技術にこだわっても上手くても、客は来ないよ」
「佐藤さんが初めて入る飲食店は、美味しいと分かっている店ばかりじゃないよね」
「でもまずい店には入りたくないよね」
「なぜその店に入ったか?それは美味しそうだったからではないの?」
「本当の美味しさは同じ飲食の人でなければ分からないでしょ」
「三ツ星レストランが必ず佐藤さんが美味しいと思うかどうかは別問題だよ」
「甘さ。辛さ。酸っぱさが佐藤さんにちょうどよければ美味しいと感じるのでは?」
「だったら技術は上手いことが前提として、上手そうに思わせることが大事でしょ」
「それには販促は必要不可欠だよ、まずはDMから始めては!」
その時の僕にはその意味する事が痛烈にわかりました。
その方、実は後でわかったのですが、JRの駅ビルを中心にクライアントを集めたり
各テナントのコンサルトをしている会社の専務さんでした。
牛丼の○○・ハンバーガーの○○・キオスクなどとも関係がある方。
普通であれば出会えるはずもない、経歴の持ち主だったのです。
悔しかった
全ての原因は僕でした。
お店をこんな状態にしたのも、ロボットを作ってしまったのもです。
僕の人生で初めてでした。
悔しくて腹もたったけど、上から目線でなく普通の話し言葉で
淡々と、しかも話していることは至ってまとも、おっしゃるとおり。
こうなった全ての原因は僕にあること。
そしてそれを変えることが出来るのも僕しかいないことを教えてくれました。
昔であれば真っ先に「そんなことはない!僕は僕だ!」と反抗している僕だったのにです。
嬉しさと辛さ
やるべき2つのことが明確にわかった僕はホッとしました。
しかしその反面広告の仕方、まずはDMから学ばなければいけません。
しかも僕の置かれている状況を考えると、明日からやろう?
なんて悠長なことは言っていられません。
即効で本・NETと調べまくりましが、すぐに儲かる?とか、売上を10倍にした男
など怪しそうなものばかり・・・
結局、翌日その方に電話をして、そのノウハウを聞かせて頂くことをお願いしました。
ただし条件が1つ。銀座のクラブで待ち合わせ・・・・
僕の銀座デビューでもありました。
でもドキドキです。お金はどうするの?
そのクラブではNO1の女性の接客を学び
ママさんからも女の子への接し方についても教えてもらうことができました。
これはスタッフ教育に大いに役立つ内容でした。
そして最後に、NO1の子の接客とママの接し方!
それをそのままDMや広告に書けばいいだけだよ。
儲けるには仕組みがある、その仕組みは知っているようで知られていない。
知らないからほとんどの経営者は使っていない。
そして使いこなせば必ず売上は増える。
「佐藤さん、自分独自の、美容室独自の儲かる仕組みをつくりなよ。
上手くいったら私にだけ教えてね」「それが私への報酬ということでね」
という約束で僕はお金は払いませんでした。
僕は丑年生まれのB型。
集中力とやり抜く根性だけは誰にも負けない。
約束した儲かる仕組みを必ずやってみせると決意しました。
そして、2つの問題を一挙に解決するある方法もわかったのです。それは・・・・・
僕自身が変わること
スタッフの問題と販促、いわゆる広告の問題についての解決策も分かりました。
<広告の場合>
販促については至って簡単な話です。
僕が技術にこだわり、磨くためにしてきたことをそのまま販促にするだけです。
僕が技術のためにした事は、1年に3回はコンテストに出場すること。
それと毎年ヴィダルのスクール、ロンドンに行くことでした。
でも意識していただきたいのは、このことではありません。
そこで僕が何をしたか?という事です。
優勝するために、過去の上位入賞したスタイルをそっくりそのままコピーしてカットしてみました。
その結果コンテスト特有の技術を身につけることができました。
ヴィダルでは当たり前ですが、インストラクターの言われるとおりにカットしました。
結局何をしたのか?真似です!
そっくりそのまま真似をする。
いいもの、覚えたいもの、同じ結果を出したいものは
理屈ではなく真似することが一番です。
不思議なことにその時は変なプライドが出てこないものです。
きっとそれを身につけることが一番の目的だったからでしょう。
もうあわかりでしょうか?反応の取れているDMや広告を真似して作ればいいのです。
異業種の。
<スタッフの問題>
今ままでの僕でしたら、「能書き言わずに矯正を勉強しろ」の一言で終わっていたでしょう。
でもそれは僕の中では間違いだったとわかったのです。
そもそもスタッフは教育するもの、言って聞かせるものだと信じ込んでいました。
事実僕もそうして育ってきたからです。
3Kで徹底して教育。
<根性・気合・きつく叱る>スタッフを雇うお店にとって
スタッフの安定雇用と経営者と同じ方向を向くことは大切なことです。
これを達成すると離職率が低くなるというおまけまでついてきます。
このために教育はやめたのです。
スタッフの離職率を下げ
やる気のあるスタッフを作る3つの秘密
僕はこの3つの秘密を実践することで
スタッフも納得してくれか矯正を始めることができました。
その3つの秘密について、お話します。
なんだか偉そうですが、実はこれ、先ほどの銀座のクラブのママからのフィードバック
真似です。
僕がしたことは次の3つだけです。
1.スタッフの教育をやめた
2.スタッフの話を聞いた(聞く耳を持った)
3.スタッフへの説得をやめた
この3つだけです。もちろん、他にも挙げようと思えばありますが
この3つについては特に意識しました。
そしてスタッフは変わっていきました。
具体的に説明しますね。
1.スタッフの教育をやめた
きっとあなたは 「何言ってんの?教育しなければ技術だって覚えないじゃない」
なんて考えていますでしょ。
でも本当なんです! 教育というのは、言葉からしても 上から目線です。
なんか偉そうです。
そして、私なりの教育の考え方は 大量の離職者を出すという望まない結果を
生み出していたのだからダメだったのでしょう。
そこで、スタッフを教育するのではなく スタッフの成長を
「支援する」という考えに変わりました。
教育から支援に!
結局、教育というのは、大半のものが
良かれ悪かれ自分の都合のいいように型にハメるという感じです。
僕自身の「俺の背中を見ろ!」的な発想は まさしく
自分の型に押し付けているだけなんです。
そうではなく、 自分やお店都合を押し付けないで、
スタッフのメリットを伝えるようにしただけです。
たとえば ・この技術を覚えることであなたはこんなふうになりますよ
・これをする理由はこんなためですよ という感じです。
これを分かってもらうと、 自分のためになると思ってくれるようになります。
結果としてやる気を見せてくれるようになります。
2.話を聞いた。聞く耳を持った
それまでの僕は、スタッフの思うことを聞くことはほとんどしませんでした。
子供が言うようなわがままなど聞いていても仕方がないと思っていたからです。
しかし、もしスタッフから 何か質問や相談が来た時はチャンスです。
例え、「考えがおかしい!」「甘い!間違っている!」と思っても
今の僕は決して口を挟みません。
そして、否定もしません。
あなたは 「え?そんなのでいいの?」と 思うかもしれません。
でもこの対処の仕方で、ある時は、退職の相談のはずが
「もう少し頑張ってみます」と 何人のスタッフが態度を変えたことか・・・・
昔だったら、そんな甘ったれたことを言うなら
そんなやつは要らないと言って、また、売り上げが急降下する事態を招いていたことでしょう。
でも、考えを変えてからはお店のために耳を貸すようになったのではなく
心底スタッフのことを思って話を聞ける、耳を貸すようになりました。
まだ信じられないあなたに私が質問します。
生きていればいろんなことで人は悩みますよね。
最も辛いことで誰もが経験しているだろう失恋しかけている時のことをイメージしてください。
胸が苦しく、夜も眠れない。食事も喉を通らない、、、
こんな時、友人や先輩に相談した経験が、あなたにもあると思います。
その時あなたが話した事はなんでしたか?
きっと、「こんなに愛している!」 「こんなこともした!」
などと自分の胸の内をありったけ話したのではないでしょうか?
そしてあなたは話すことで楽になったのではないでしょうか?
でも、 「この人に話すのではなかった!」 という人もいたでしょう。
その人が「あなたにしたこと」は何でしたか? それが今回のポイントです。
3.説得をやめた
人はロボットではないので、必ず自分の考えを持っています。
幼稚園に通う幼子だって持っています。
その考えを否定することは決して快く思いません。
ですから全て受け入れています。
「その考え面白いね」
「そう思う人もいるんだね」
「お?、いいじゃん。やってみなよ」
とね。
2で話した、話を聞く、耳を貸すということととかぶりますが
人は話を聞いてくれる人のことを信用します。
信用されると説得しなくてもそのように動こうと反応します。
誰しも嫌われたくないですからね。
ただしですよ、、、
私は神様ではないので
「全ての言うことを叶えてあげる!」「言いなりになる!」ことはしませんよ。
そう言う意味ではありません。
私の意志や考えは伝えます。
スタッフの事で悩む経営者のほとんどは、自分の主義主張ばかり話しています。
まずは相手の考えを理解する。例えどんなに納得できない考えだったとしてもです。
でも意外と簡単ですよ
「あなたが先か?」「スタッフが先か?」 話す順番を変えるだけですから。
「言って言うことをきかせよう!」が可能なのは
恐怖を与えるしか方法がないのではないでしょうか?
だから怒鳴ったり、大きな声でスタッフに威圧的に出ている・・・・
この反動として下克上が起きるわけです。
ぜひ1度この3だけでも試してください。驚く程スタッフの顔つきが変わってきます。
私はこうしてスタッフが育つ土壌を作ることができるようになりました。
そして、スタッフは
私がやりたいと考えた独自の縮毛矯正技術の導入に賛成してくれました。
この時をきっかけに、僕は現役引退の道も合わせて選びました。
長いことお付き合いありがとうございました。
儲かる仕組みの中には、スタッフの問題解決も含まれています。
この仕組みを実践することで、
・現役を引退できた僕がいます
・売上をV字回復したお店です
・1つの技術単価24000円を維持するお店です
失敗と成功
失敗も成功も
・スタッフの責任ではありません
・景気の責任ではありません
・大型安売り店が増えたからではありません
全て経営者・TOPの責任です
・あなたが方向を変えることで
・あなたが行動を変えることで
・あなたのお店は何処へでもいけます
僕がそれを証明しました、参考になれば幸いです。
あなたもやれば必ずできます!
・・・・追伸・・・・
今日の話、おもしろかった!興味を持った!と感じた方は
こちらから「おもしろかった」「興味を持った」と書いて送ってくださいね
あなたの未来を応援します