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それでは今日の話、
「美容師の技術と売上は無関係」
を始めます。
以前ある一流メーカーのシャンプートリートが、
バカ売れしている話をしました。
売れた理由は2つあります。
・・1つ目の売れた理由：良い技術・・
シャントリの成分はたくさんあるようです。
その1つ1つはどのメーカーも持っています。
それらをどんな割合で混ぜるか？で、
・使いごこち
・仕上がり
に違いが出るそうです。
どのメーカーも、
売りたいわけですから、
この配合には一番神経を使っています。
これメーカーの技術です。
一流メーカーが作るわけですから、
その時その時で最高のもの。
いい技術の結晶＝良い商品なわけです。
しかし、
過去に売れたものと、
そうでないものがあったわけです。
もうこの時点で、
「良いものは必ず売れる」
という神話は崩れていますね。
・・２つ目の売れた理由：販売方法・・
通常サロン価は定価の７がけ。
仕入れる僕たちは安い方がいいのですが、
安くするには、
1箱仕入するなどしないと無理でした。
なので、
1人経営や、
テンパンを売らない店にとっては、
安く仕入れができないことを意味していました。
でもこれでは、
利益が少ないので、
売る方の僕たちは仕入れる気になりません。
そこでこのメーカーのしたことは、
たとえ1本でも、
５０％OFFで仕入れを可能にしました。
これが売れた仕組です。
メーカーにとっての売り方は2つしかありません。
１：使う一般女性にアピールして売る
これで成功したのがケラスターゼ。
ファッション誌に、
これでもか！と言うくらい広告をしていました。
もう1つは、
２：仕入れる美容師にアピールして売る
この方法は、
成分など技術的なものを売っていました。
しかしこの方法、、、
先ほど話した仕入れる側の僕たちは、
仕入れコストと利益も重要なため、
良いシャントリだけでは買いません。
なので、
メーカーからすると、
良い技術を使った良いシャントリでも、
美容室に売れるとは限らなかったのです。
そこで僕は提案しました。
仕入れる＝買う美容師が満足できるものを売る。
そのためには、
メーカーのいい技術を使って、
内容成分云々より、
美容師が使って納得するシャントリを作る。
しかしこれは当たり前。
どのメーカもしていますから。
さらにもう1つ、
美容師が買いたくなる＝仕入れたくなる、
販売方法を考える。
店の規模に関係なく、
立地に関係なく、
仕入数に関係なく、
安く仕入れできる＝利益がとれる。
どんな店でも５０％OFFで仕入れできる。
この仕組みで、、、
バカ売れしています。
つまり、
美容師もメーカでさえも、
大きな勘違いをしていたわけです。
いいものは売れる！
いい技術は売れる！
いい商品いい技術は、
絶対に必要です。
絶対に手を抜いてはいけません。
しかし、
売れるかどうかは、
いい商品だから、、、いい技術だから、、、
ではありません。
売り方の仕組が必要なんです。
それに気づくかどうか。
気づいて行動できるかどうか？
これこそが、
売上アップの第一歩です。
技術は絶対的に必要です
技術があっての美容室であり
売上アップの大前提です
ひと事で考えてください。
スタッフ時代店長で、
お客さんもたくさん持っていた美容師は、
技術的に一番うまかったのか？
経営者になったいま、
全員儲かっているのか？
逆に、
いちスタッフだった美容師は、
技術的に問題があったのか？
その店は儲かっていないのか？
すぐに閉めているのか？
と言うとそうではありませんね。
逆の方が多かったりします。
いい技術は絶対です、
しかしそれで儲かる店になるのか？
これはイコールではありません。
いい技術＋仕組！
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