Auther:enkan_user1
おはようございます、楽笑塾 佐藤祐司です
・年収を1千万・2千万とふやし3千万以上を目指すあなた
・そしてやがて引退してもなお、安定的な収入を確保したいあなたに近道をお届けしています
楽笑塾 佐藤祐司です
from:自宅から
売り上げが約半分までダウンして
経営危機に陥った僕に
微かに光ったロウソクほどの光
それが
誰にも真似されない、競合がいない、→高単価メニューができる
しかも
・高額な機材は必要がない
・慣れることだけで大変な勉強をする必要がない
まさに天使の囁きのようでした
事実
・この技術単価が2万円以上
・単価の高い、いいお客様だけを集めてくれる
・スタッフ技術レベルも上がる
そして
予想通り売上をV字回復させる起爆剤になったのです
しかし
すんなりと事は運びませんでした・・・
それは
お店に残ってくれたスタッフが、難色を示したことです
これまでお店でやっていた
スタイルやカット技術とは全く違うジャンルのメニューだったからです
それは縮毛矯正です
そして正直な話
矯正そのものはカッコよくないですし
需要はあっても人気のあるメニューでもありません
なにより
僕自身がカットコンテストに出たり
ヘアーショーをやったりしていた訳です
僕自身がスタッフに対し
白髪染めや矯正は技術ではない
誰がやっても同じ結果しか出ないから・・・
いつもそう言っていたことにも原因がありました
その頃の僕は
プライドだけが高く
カッコイイお店、おしゃれな雰囲気
値引きなんて全くする気もない
ただのエエッカッコしぃ?だったのです
今思えば
目標がカッコイイ店づくりだったわけですから
それなりに見られていたとは思います(自画自賛(笑))
売上アップ・儲かるが目標ではなかったので
儲かるわけがないわけです
ですから
反対するのも無理はありません
僕がそのように教育してしまっていたからです
しかし
僕は、この一般の美容室とは
全く異なる発想から生まれた独自の縮毛矯正メニューは
絶対にうちの起爆剤になると思っていました
だからこそ、導入したい!
でも
今までのように
「俺が決めたんだから、お前らはそれに従え!」的な発想だと
遅かれ早かれまた同じように大量離職を生み出してしまう・・・
さすがの僕でもそれくらいは分かりました
そこで僕はスタッフとの接し方、教育に対する考え方を変える必要がある
と感じ、変えていったのです
僕は15年くらい間違ったスタッフとの接し方をしていました
僕は自分の育った環境やしてきたことから
スタッフは教育するものだ!と思いこんでいました
その教育方法というのは
とにかく気合!と根性!
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ザ・昭和です。
「やる気がないならいつ辞めてもいい」
「できるまで勉強しろ」
まるでどこぞの国のような厳しいものだったと思います
結果として得たものは
「やっとの思いで1年かけて育てたスタッフ」や
「やっとの思いで少しアップした店舗売上」が
スタッフの退職という形で全てがパーになることの繰り返しでした
そして今回初めて心底僕は間違っているということの気がつきました
教育しようなんてうぬぼれもいいところだと・・・・
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そして僕は
スタッフに対する接し方を変えました
そしてその結果
ここ10年以上求人に困ったことがありません
ですから
求人広告も出したことがありません
離職率が下がった秘密はなんだったのでしょう?
それは
ある事をすることで
スタッフからの理解が得られるようになったのです
そのために3つのことをしました!
それは
1.スタッフの教育をやめた
2.スタッフの話を聞いた(聞く耳を持った)
3.スタッフへの説得をやめた
この3つだけです。
具体的に説明しますね。
<1.教育をやめた>
きっとあなたは
「何言ってんの?教育しなければ技術だって覚えないじゃない」
なんて考えていますでしょ。
でも本当なんです!
教育というのは、言葉からしても上から目線です。
なんか偉そうです。
そして、僕なりの教育の考え方は
大量の離職をするという望ましくない結果を生み出していたのだから
ダメと判断しました
自己否定です!
しかし
お店がなんとかなっていたら到底考える事はなかったでしょう
スタッフを教育するのではなく
スタッフの成長を「支援する」という考えに変えました
教育から支援に!
結局、教育というのは、
大半のものが、良かれ悪かれ自分の都合のいいような型にハメるという事です
僕自身の、俺の背中を見ろ!的な発想は
まさしく、自分の型に押し付けているだけだったことに気づいたんです
これではいけない!
自分やお店都合を押し付けないで、
スタッフのメリットを伝えるようにしたのです。
たとえば
・この技術を覚えることであなたはこんなふうになりますよ
・これをする理由はこんなためですよ
という感じです。
これを分かってもらうと
自分のためになると思ってくれるようになります
結果としてやる気を見せてくれるようになります
年収何億もとるプロ野球選手でさえ
本音は、チームのために働くのは嫌なのです
ましてスタッフの場合
店のため、経営者のためなんてクソくらえだったでしょうね?
<2.話を聞いた。聞く耳を持った>
それまでの僕は、
スタッフの思うことを聞くことはほとんどしませんでした
子供が言うようなわがままや、甘ちゃんなことなど聞いていても
仕方がないと思っていたからです
しかし、今は違います
もしスタッフから
何か質問や相談が来た時はチャンスです
例え、
「考えがおかしい!」
「甘い!間違っている!」と思っても、
今の僕は決して口を挟みません
そして
否定もしません
あなたは
「え?そんなのでいいの?」と思うかもしれません。
でもこの対処の仕方で
ある時は退職の相談のはずが
「もう少し頑張ってみます」と
何人のスタッフが態度を変えたことか・・・・
昔だったら、
そんな甘ったれたことを言うなら、すぐ辞めていいよ!
と言っていました
そしてまた
売り上げが急降下する事態を招いていたことでしょう
でも
考えを変えてからは
心底スタッフのことを思って
話を聞ける、耳を貸すようになりました
まだ信じられないあなたに僕が質問します
生きていればいろんなことで人は悩みますよね
最も辛いことで誰もが経験しているだろう
失恋しかけている時のことをイメージしてください
胸が苦しく、夜は眠れず、食事も喉を通らない・・・・
こんな時
友人や先輩に相談した経験はあるでしょう
その時あなたが話した事はなんでしたか?
きっと
「こんなに愛している!」
「こんなこともした!」
などと自分の胸の内ありったけ話したのではないでしょうか?
そして
あなたは話すことで楽になったのではないでしょうか?
でも
「この人に話すのではなかった!」
という人もいたでしょう
その人が「あなたにしたこと」は何でしたか?
それが今回のポイントです
<3.説得をやめた>
人はロボットではないので必ず自分の考えを持っています
幼稚園に通う幼子だって持っています
その考えを否定することは決して快く思いません
ですから全て受け入れています
「その考え面白いね」
「そう思う人もいるんだね」
「お?、いいじゃん。やってみなよ」
とね
2で話した
話を聞く、耳を貸すということととかぶりますが
人は話を聞いてくれる人のことを信用します
信用されると説得しなくても
そのように動こうと反応します
誰しも嫌われたくないですからね
ただしですよ
僕は神様ではないので
全ての言うことを叶えてあげる!
言いなりになる!
ことはしませんよ
そう言う意味ではありません
僕の意志や考えは伝えます
スタッフの事で悩む経営者のほとんどは
自分の主義主張ばかり話しています
まずは相手の考えを理解する
例えどんなに納得できない考えだったとしてもです
これはマーケティングの考えそのものでもあります
でも意外と簡単ですよ
「あなたが先か?」「スタッフが先か?」
話す順番を変えるだけですから
「言って言うことをきかせよう!」が可能なのは
恐怖を与えるしか方法がないのではないでしょうか?
だから怒鳴ったり
大きな声でスタッフに威圧的に出ている・・・・
この反動として下克上が起きるわけです
是非1度この3だけでも試してください
驚く程スタッフの顔つきが変わってきます
僕はこうして
スタッフが育つ土壌を作ることができるようになりました
そしてスタッフは
僕がやりたいと考えた
独自の縮毛矯正技術の導入に賛成してくれるようになったのです
高単価・高収益の美容室を作るためには
1.良いお客さんが集まる集客の仕組み(儲かる仕組み)
2.適正利益をとるための他に真似できない独自技術
3.運営の軸となるスタッフの成長と良い組織づくり
この3つが欠かせません。
今日のお話は、3番に関することでした
明日は、2番
適正利益をとるための他店に真似できない独自技術の
お話をしたいと思います
お楽しみに
夢は探さない 夢のある人生を探している
あなたの未来を応援します